HESS赤緑試験

眼球は6つの筋肉で動いています。交通事故や血管の詰まりなどで脳に障害を受けると眼球が自由に動かせなくなることがあります。HESS(ヘス)赤緑試験は『眼の動き』を調べる検査です。こちらも簡易な機器ですが、かなり正確に障害部位を特定することができます。壁に投影した光の格子が印象的な検査です。

検影法

検影法(スキアスコープ)では簡易な機器を用いて眼球の屈折(遠視や近視の原因となるもの)を調べます。眼球の屈折を測る機器は多種多様ですが、検影法はその中でも最も歴史が古く、使いこなすには相当な訓練が必要となります。まだ集中力のない乳幼児などが検査の対象となります。なるべく早期に眼球の状態を調べ、弱視などの予防に役立てます。

Visuscope

ビズスコープは眼の奥の網膜の中心窩の状態を調べる検査です。網膜とはカメラでいうフィルムに相当する部分で、100〜600μmの厚み(100μm=1万分の1メートル)があります。この薄い膜の中に数億個の細胞が集まっており、その中でもわずか直径350μmの範囲である中心窩と呼ばれる1点のみが『見る』ことに関係しています。検査は主に小児が対象となります。飽きやすい小児に手早く検査するためには工夫が必要です。

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